- (謎の人からの脱却とは言ったものの)
- (最近書いてる文書をちょっと抜粋しておこう)
一部抜粋
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@ABCDEFP001V120R080@AS0@BS+8@CS+5@DS+2@ES-2@FS-6
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- (んー、これ音楽の文書だって、ぱっと見わかんないかも)
- (今年は気楽なものだから…)
- (どちらかといえば、やはり、選曲が要点)
- (……。たぶん、好きに選曲できる年って今年位かもなぁ)
- (古今東西のあらゆる音楽の中から選曲するのって)
- (……。んー。なにかしら課題みたいなものがないもんなぁ)
- (つまり、制作にあたって、指針みたいなものは……。)
- (ま、卒論だってテーマを見つけるところから、だもんな)
- (僕は論文を書いたことはないけど、)
- (前例がないから書く、っていうスタイル)
- (技術が確立されてるかといえば、そうでもなくって、)
- (僕が書いた文書が、音楽史に残るかもしれないと思うと、)
- (なんだか面白い。)
- (モチロン、まだ僕の技量には伸びしろがあると思ってる。)
- (僕の技術はとびぬけて優れているわけでもないが、)
- (テキストの書き方にものすごく性格が出るので、)
- (個人的にはテキストそのものを読んでほしいんだけど、)
- (出来上がったときには音楽になってるっていう不思議。)
- (テキストを読んでも全く意味が分からないけど、)
- (出来上がったものは、どんなひとにもわかるものになる。)
- (逆に言うと、)
- (音楽を聴いて、)
- (どーやって演奏してるのかすぐにわかるかといえば、)
- (そうじゃないだろうなぁ。)
- (で、僕はたまたま声楽を知ってる。)
- (声楽は、大人になってから習得できる音楽なんだ。)
- (だから、音楽を演奏するってことが、)
- (いったい、どういうものであるのか。)
- (これは、言葉で語れないほどの重みがある。)
- (1年間という時間において、)
- (なにができるのか問われたら、)
- (僕にでき得ることは、ほんのわずかだろう。)
- (少なくとも、僕は、音楽言語の文法で書ける。)
- (で、書ける人は特別だって感じてたけど、)
- (よく考えてみたら、)
- (手抜きしたら自分が損する世界だってことを、)
- (忘れたかっただけなんじゃないかなって、)
- (なんとなく思ってた。)
- (で、極限まで手抜きしてみたところ、)
- (音楽的に成立するものが出来上がった。)
- (こんな世界があるなんて……。)
- (全くもって、先の見通しとか立つものでない。)
- (つまり、冒険者が、冒険することに、)
- (どうこう言うひとが居ようが全く意に介さない、)
- (そんな世界があるってのが、)
- (世界なんだな。)
- (言葉だけど、言葉ではないもの。)
- (つまり、音楽って何だろう?って)
- (明確に説明できるから、)
- (僕は、僕にはわからない音楽を書いている。)
- (音楽って、本当はこうじゃないんだ、って、)
- (ずっと思ってる。)
- (じゃあ、何なんだって。)
- (わからないから、音楽をやってる。)
- (僕なりに納得できるまでは、続けるつもりだ。)
- (だから、)
- (間違えたときは、すっと、立ち去ってほしいんだ)
- (音楽の世界は、観客がヤジを飛ばすのが正しい。)
- (下手だったら、下手なりに、音楽のやり方はある。)
- (僕は上手くない。)
- (下手だから、練習するし、精いっぱいする。)
- (それが、楽しいかと言えば、)
- (苦しい時のほうが多い。)
- (場数を踏んできたおかげで、)
- (ずいぶん図々しくなってきた僕だから、)
- (音楽で遊ぶってのは、)
- (僕の世界だ。)
- (僕の世界が、見えるかい?)
- (そうだよ。)
- (聴こえる音。)
- (自然の音。)
- (良い音楽を、紡ぐには。)
- (感謝だけだ。)
- (つなぐこと。)
- (先がどれほど不安であっても。)
- (どんこととか、)
- (そんこととか、)
- (ま、なんとかなるんだろうなって、)
- (気楽に考えていたもんだったが、)
- (どうにもならないときを乗り越えたからこそ)
- (僕はいま生きてるわけだ。)
- (生かされているというほうが近い。)
- (寸暇を惜しむ感じというが、)
- (潤沢に時間があるわけではない。)
- (終わりがあることが明らかだから、)
- (想いを乗せて、届きそうなところへ、)
- (終わらないものだってあるんだなって、)
- (僕も感じてる。)